忍耐の１日

２７日

とてもいいお天気の中、持久走大会が行われた。



だいちの足はやっと歩ける程度で、走るにはほど遠かった・・・・・・

前日、「ビリでもいいから走る！」というから、
「ママが残念がると思っているんだったらそんな心配はしなくていいよ。
試走で２度も２位をとれたんだから、それで十分嬉しかった。」と言った。

それでだいぶ気持ちが落ち着いたようにみえた。

でも「ママにかっこいいところを見せたかった。最後の持久走大会だったのに・・・」とかなり悔しそうだった。


当日は先生に頼まれたみたいで、ゴールしてくる子に、順位の紙を渡す係をまかされていた。
なんて切ない＞＜



１位のお友達はものすごい速さで１．５キロメートルを走って、６分をきる大会記録。

だいちがその子に立ち向かっていってたと思うと、すごい！！とほんと感動した。

ライバルでもあるそのお友達には、走る前に「だいちの分も頑張ってほしい。新記録をだしてね。」と言ったそうだ。
走り終わって、その子は「だいちのおかげで頑張れた。だいちと一緒にとった記録だ。」って言ってくれたみたい。

男の友情だ。

夕方、サッカーの練習があった。

お休みする予定だったけど、練習場まで連れて行ってもらえることになり、見学に行った。

ナイタ―施設のある人工芝の立派なグラウンドで、練習もしやすいのか、みんなの動きがとてもよかった。
４月からの成長がすごい。



じぃーーっと練習の様子を見つめるだいち。
大好きなサッカーが出来なくて、心底悔しそうだった。

この日の日記。
素直な気持ちが書かれていた。